せいなの森

バブルを経て、シンプルライフを目指す主婦のつぶやき

1票のもつ意味 EU離脱のニュースを見て その②

こんにちは、せいなです。

引き続きイギリスのEU離脱決定に絡めて・・。


ネットを見ていると、離脱に投票したものの今は後悔している・・というイギリス国民の声が多数紹介されていました。
投票後1日で後悔というのもどうなのかと思いますが、結果が出て初めて様々な情報を得、こんなはすでは・・と思った人も多いのではないかと思います。
投票やり直しの声もどんどん大きくなっているようですね。

 

でも、結果に後悔したからといって投票をやり直していたんじゃ、それはもう民主主義に反するのではとも思います。
(もちろん個人的にはやり直して、EUに残留してほしいと願っていますが。なによりも日本のために。)
民主主義は多数決主義でもあります。
特に国民投票住民投票ではどんなに投票数が多くても少なくても、1票でも多く取った方が勝ちです。

 

1票を大切にしたい 大阪都構想住民投票を踏まえて

 

昨年、大阪では大阪都構想住民投票がありました。
ほんっとーに僅差で(今回のイギリス以上の稀にみる大接戦だった!)大阪市存続が決まりましたが、これも例えば1票差だったとしても多く得票した方が勝利でした。

 

 

そういう意味で、私は投票する時に手が震えそうなほど緊張しました。
もし自分の1票で勝敗が決まったらどうしよう・・と。
人に言えば「アホか!」の一言で済まされるような話ですが(実際その通り)、本来はそれくらい1票の重みを噛みしめながら投票すべきだと思います。

 

後悔とは「後から悔やむ」こと

 

 

今回のイギリスは周りの雰囲気に流されて投票した人も多かったのではと思います。
(キャメロンが嫌いだから・・とか、そういう理由です。本来EUとは何の関係もありません。)
もしくは事前に残留優勢と出ていたので、残留派で安心して投票に行かなかった人もいたかもしれません。

 

そういう人たちが今、後悔しているのでしょう。
でも後悔って「後から悔やむ」のであって、その時はもう取り返しがつかない後の祭りだということを(自戒の意味も込めて)忘れてはいけないと思います。

 

日本では今度の参議院選から18~19歳にも投票権が与えられるようになりました。
今回イギリスはこのような結果になりましたが、これを教訓に日本でも(特に若者に)1票のもつ重みを考えながら投票してほしいと思います。
周りの空気に流されず自分の頭で十分考えて出した答えなら、どんな結果になろうとも決して後悔することはないでしょうから。

 


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